ネイティブが使う超実用英会話編①
こんにちは。今回は英語ネイティブの方とスムーズに会話をするために日常で実際に使われるナチュラルな会話フレーズや受け答えの仕方をご紹介していきたいと思います!
突然ですがここでみなさんにお伝えしたいことがあります。なんと、これまで私達が義務教育の過程で学んできた教科書に掲載されている英語と実際に日常で使われる英語は全くの別物だという事実が発覚したのです。というのも、私自身がオーストリアに海外留学する以前はまったく考えもしなかったのですが実際は私達が“日本人が教育過程で培ってきた英語”と“ネイティブスピーカーが話す英語”には大きなギャップがありました。
ここでみなさんに質問です。日本人で英語が話せる人の割合は何%でしょう?正解は20%です。きっと、みなさんの周りにも英語を流暢に話せる人は少ないですよね。世界の人口73億人のうち15億人が英語を話しているので世界的にみて5人に1人は英語を話す計算になります。それに引き換え、日本人は英語を学習しているにも関わらず、なぜ話せる人が少ないのでしょう。なぜなら、私達は英語を話すためではなく大学入試に合格するのための試験勉強として学んできたからです。お馴染みの教科書フレーズ' This is the pen.'も日常生活では滅多に活用することはありませんね。(笑) 小・中・高とこれまで長い間、英語を学習してきた中で言語として話す練習にフォーカスしなかったため、どれほど時間をかけて勉強しても喋れるようにはならなかったのです。
留学先やワーキングホリデーの勤め先、旅行先などで意思疎通がうまくいかず、トラブルにならないためにも実用的な英語の知識も一緒に身につけていきましょう。海外での暮らしや留学、外国人との交流に興味がある方もそうでない方も必見です。前置きが長くなりましたが最後までご覧いただけると幸いです😊
〜ナチュラルでスマートな挨拶編〜
まずは基本的な挨拶からご紹介していきたいと思います。教科書では'How are you?'(ご機嫌いかかですか?)と聞かれたら' I am fine, thank you, and you?'(元気です。ありがとうございます。あなたは?)と答えると何度も教わってきましたよね。誰もが正しいと信じ続けてきたこのお決まりのフレーズ。ところがそれでさえもネイティブにとっては思わず首を傾けてしまうほど不自然な言い回しだったのです。じゃあ、何て答えればいいの?と思った方へ。早速、一番よく使われる一般的な会話例として見ていきましょう!
👱Hi, how are you?
(こんにちは、調子はどうですか?)
👩I'm good. How are you?
(元気です。あなたは?)
👱I'm good, thank you.
(元気です。ありがとうございます。)
👩That's good!
(それは良かった。)
' I'm good' (元気です)の他には
・"I'm great."(最高に元気です。)
・"Pretty good."(なかなか元気です。)
・"Not (too) bad"(悪くはないです。)
・"I'm verry well"(とても良いです。)
などの表現があり、主語が省略されることも多々あります。
※'I'm fine'というフレーズ はこの場面で滅多に使用されませんが'Fine'(いい調子です)が単体で使われることは稀にあります。
'I'm fine' があまり使われない理由
実は、みなさんが"元気です"の意味として授業習った'I'm fine'は別の意味としても使われている言葉なのです。基本的に'I'm fine' には"結構です", "大丈夫です"という意味合いが込められています。そのため"元気です"よりも"大丈夫です"というニュアンスで使われることのほうが多いのです。
例えばホームステイ先でご飯を食べ終わった時にホストマザーが
👵'Do you want some more?'
(おかわりしない?)
と気にかけてくださったら
👦'No, I'm fine, thank you.'
(いいえ、結構です。お気遣いありがとうございます。)
と断る時に使います。
その他にも、咳をしたときに
👱' Are you alright?'
(大丈夫ですか?)
👩'I'm fine.'
(大丈夫です。)
と無事を伝えるときにも使えます。
ネイティブ顔負けのかっこいいスラング
みなさんは'Slang(スラング)' というものをご存知ですか。これは日本でいう「若者言葉」のように教科書には載らないカジュアルな喋り言葉を指します。例えば, ' How are you?' にも親しい間柄でよく使われる別のカジュアルな表現がいくつもあります。
・How's it going?
・How are you doing?
・How have you been?
・What's up?(Sup)
・What's going on here?
・What's happning ?
など使われる言葉は様々です。
☡ここで注意が必要なのは
・What's up?
・What's going on here?
・What's happning?
に関しては先ほどの'How are you"の回答例のように'I'm good'という答え方はできません。
👱What's up?
(調子はどう?)
👦Not, much. / Nothing special.
(いつもと変わりないよ。)
と答えるのが一般的とされています。
※スラングは目上の人に使うと失礼に当たる可能性もあるので時と場合をわきまえるようにしましょう。
ネイティブとグッと距離を縮める
最後に、ネイティブスピーカーと一気に親しく話すためのコツをご紹介していきたいと思います!英語ネイティブは挨拶の最後に名前や愛称、敬称を添えます。そうすることにより、親しみやすい印象を相手に与えることができるのです。
例えば、学校授業が終わって先生に挨拶する時
👩👦Thanks, Ms(女性)./Sir.(男性)
と挨拶の後ろに敬称をつけます。
Daring・Honneyは恋人同士だけ?
よく海外映画のワンシーンで恋人同士が
👸Daring‼
👱Honney‼
と呼び合っているのをみることがあるのではないでしょうか。
ところがDarnigもHoneyも恋人同士ではなくても家族や友人の間柄で使われることも頻繁にあるのです。
※男性同士の間で使われることはなかなかありません。
その他にも様々な愛称があります。
・Love (男同士以外)
・Sweetie(男同士以外)
・Dear (一般的に年配の男女へ)
・Babe(恋人どうし・夫婦間)
・Mate(一般的に男同士)
・dude (男同士)
・budy(一般的に男同士)
・Man(男同士)
※お互いの性別によって愛称の使い方は様々です。また国によっても異なる場合があります。使い方や使う相手を見極めるように心がけましょう。
🌟何と呼べばいいか困ったら、初めは名前を挨拶の後ろに添えてみましょう!
いかがでしたか。学校で習った英語と日常生活で使われる実用英会話の違いがお分かりいただけたのではないかと思います!最後までご覧くださり本当にありがとうございました。次回の投稿もお見逃しなく😀🎵
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