オーストラリアの現状 (COVID-19) ①
こんばんは。
6月1日現在、オーストラリアでは学校が再開されています。
学校がフルタイムで再開されたのは、先週(5月25日)からです。
オーストラリアでも新型コロナウイルス感染症の影響によって様々な対策が行なわれてきました。
今回は、オーストラリア全体の対策を紹介します。
そもそもオーストラリアでは今回の新型コロナウイルス感染症(以下「COVID-19」といいます)に対して、いつからどのような対策が行なわれていたのでしょうか?
COVID-19は、2019年11月に中国の武漢で発生が確認され、同年12月31日に世界保健機関 (WHO) に報告されました。その後、中国の全ての省に蔓延し、アジア、ヨーロッパ、北米、アフリカ、オセアニアなど、160以上の国にも爆発的に拡散されました。
調べてみたところ、2020年2月14日の時点で在シドニー日本国総領事館から「新型コロナウイルスに関する注意喚起(その4)」というタイトルでメールが届いていました。つまり、この時にはすでに注意喚起がされていたことが分かります。
2020年2月14日から2020年3月15日までに在シドニー日本国総領事館から届いたメールを以下にまとめてみました。
2月14日:中国本土にいた外国人(豪州永住者を除く)は,中国本土を離れてから14日間,豪州に入国することができない。豪州人,豪州永住者及びその家族の場合は、中国本土を離れてから14日間は,自宅待機隔離することが求められている。
2月21日:中国本土にいた外国人の入国制限措置を更に1週間延長。
2月28日:中国本土にいた外国人の入国制限措置を更に1週間延長。
3月1日:イランへの渡航歴のある外国人の入国制限措置を,3月1日から実施する旨発表。
3月5日:韓国にいる外国人(豪州永住者を除く)が韓国を離れてから14日間,豪州に入国することを認めない。豪州人,豪州永住者及びその家族の場合は、韓国を離れてから14日間は,自宅待機隔離することを求められている。韓国の渡航勧告のレベルを上げる。イタリアからの到着時に,医療スクリーニング及び検温措置を強化。
3月10日:日常の対策、症状とその対応に関する注意喚起
3月11日:イタリアに滞在していた外国人(豪州人及び永住者等を除く)が,同国を離れてから14日間,豪州に入国することを禁止する。
3月13日:(学校・大学・公共交通機関・空港等を除く)500人以上の必要不可欠ではない集会の取り止めを要請。渡航先の国,年齢,健康状態にかかわらず,必要不可欠ではない海外渡航を再検討するよう発表。
3月15日:3月15日(日)深夜24:00(midnight tonight)より海外から豪州への全ての渡航者に対して14日間の自己隔離措置を義務づける。全ての国際クルーズ船の入港を拒否。他者との距離を確保するための措置を導入。
実は、2月14日の時点ではCOVID-19の患者は15名でしたが、3月15日には249名に増えています。このようなことから、だんだんと規制が厳しくなっていったのです。
そして、上記の内容が発表された3月15日からオーストラリアは国自体がシャットアウト状態になっていきます。
このときには私たちはまだ学校に登校していました。
もちろん、何日も学校に行けなくなるなんて思ってもいませんでした。
しかし、この一週間後に学校は休校になるのです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
休校中に体験したこと等に関しては今後紹介していく予定です。
次回も是非ご覧ください!
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