「食事と健康」について
こんばんは。
先日、学校で「食事と健康」について調べて発表するということがありました。
今回はその中からいくつかピックアップして紹介していこうと思います。
食事と健康と言っても様々な内容がありますが、今回は主に食品添加物や合成保存料、人工着色料などに焦点を当てました。
皆さんは食品添加物などについてどのくらい知っていますか?
そもそも、食品添加物とは食品を長持ちさせたり、色や食感、味などを加える物質です。
今では食品添加物が含まれる食品が当たり前のように店頭に並び、多くと人々がそれらを買っています。また、それは人工着色料でも同じです。多くのスナック菓子に色が付き、普通に食べているものも実は人工着色料が付いていたりします。その例が、ピンクの色が付いたかまぼこやいちごミルク、ロースハム、黄色のたくあんなどです。
人工着色料についてもう少し触れると、コチニール色素というものがありますが、これは中南米などに生息するエンジムシが原料の赤色の着色料です。「コチニール」の摂取で、呼吸困難などの急性アレルギー反応が起きる可能性があるとして消費者庁が注意を呼びかけているそうですが、それ以前に虫が原料であると知るとあまり食べたくはありませんよね。
実際に、スターバックスではストロベリーフラペチーノに使われている「昆虫由来の着色料」を順次取りやめると報じたそうです。
また、食品添加物で幅広い食品に使用されているソルビン酸、ソルビン酸カリウムは、発がん性や遺伝毒性のリスク等があるとされており、PH調整剤は腸内細菌まで殺してしまう問題があるとされています。
ここまでデメリットばかりを取り上げてきましたが、もちろんメリットもあります。
先ほどの紹介したソルビン酸、ソルビン酸カリウムは、カビや細菌などの増殖を抑えてくれる効果があり、PH調整剤も食品の変色や腐敗などを防止する効果があります。
このような効果があるからこそ多くの食品で使われているのです。
豆腐を作るときに必要な「にがり」も添加物のひとつですから、「食品添加物=悪いもの」というわけではありません。
しかし身体への害となる可能性もあるという中で、私たちはどのように食品添加物と向き合っていけば良いのでしょうか?
一つの方法として、「自然食料品」を食べるということも良いのではないでしょうか。
自然食料品とは、無添加、農薬化学肥料・動物性肥料・除草剤不使用などの食べ物のことです。
私が個人的におすすめしたいのは、伝統調味料です。
納豆、醤油、味噌などのいわゆる発酵調味料とも言います。
伝統調味料を使用することで、旨みが増して栄養価も高まり、特定の菌(微生物)だけが増えるので、食品を腐らせる菌は繁殖しにくくなります。
つまり、長く保存できて合成保存料を使う必要がないということです。
ただ、合成添加物等を避け続けることは難しいと思います。もちろん、今紹介した自然食料品を基礎としたうえで、合成添加物の入った食べ物を食べる際には、摂取の量を十分に気をつけてほしいと思いました。
摂取の量に関しては、WHOが一日の許容摂取量を定めていますのでぜひ調べてみてください。
「食事と健康」に関して私たちに必要なこと…
その一つは、食品添加物についてのしっかりとした知識をつけ、自分自身で適切に判断するということではないでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回も是非ご覧ください!
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