オーストラリアの森林火災 ④

こんばんは。

2019年9月からオーストラリア各地で発生した大規模な森林火災についての最後の紹介記事です。

前回の「オーストラリアの森林火災 ①」「オーストラリアの森林火災 ②」「オーストラリアの森林火災 ③」をご覧になられてない方は是非こちらもご覧ください。

今回の内容は、この森林火災に対して私たちが行なってきた取り組み等についてです。

この大規模な森林火災に対して、世界中で様々な支援が行なわれてきました。

例えば、LASHではコアラ型の石鹸「All The Wild Tings Soap」が販売されました。発売国は日本、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、韓国など世界各国で、石鹸の全ての売上は、動物救援や土地の再生に取り組む団体を対象とした助成プログラム「Bush Animal Fund」を通じて各団体に寄付されました。また、コアラのマーチを購入すると売り上げの一部が基金に寄付されるということもありました。

これらのように様々な企業が支援するなかで、多くの著名人らも支援を行なっていました。

それが、以下のような取り組みです。


・オーストラリアのコメディアン、セレステ・バーバーさんが始めた消防局への募金活動が、開始から 48 時間で 2000 万オーストラリアドル(約15億円)以上を集めた。

・アメリカの歌手ピンクさん、イギリスのエルトン・ジョンさんも寄付をした。 ピンクさんとへムズワースさんは、自身のソーシャルメディアアカウントに各州の消防局の一覧を掲載し、募金を呼びかけた。

・テニス世界ランキング1位のアシュリー・バーティー選手が、ブリスベン大会で得た150万豪ドルの賞金を全て寄付すると発表。ロシアのマリア・シャラポワ選手やノヴァク・ジョコヴィッチ選手も寄付を申し出た。


また、SNSユーザーはハッシュタグ「#GoWithEmptyEskies(空っぽのクーラーボックスを持って行こう)」を使い、ホテルや食料、飲料、燃料など旅行に必要なものを現地で購入することで、地域経済の再建を助けようとしました。

このように多くの支援が行なわれているなかで、私たちは焼きそばを学校内で販売し、その売り上げを寄付しました。実際に現地の生徒と一緒に作り、あっという間に完売しました。

他にも、コアラの赤ちゃんを入れるためのポーチも作りました。これは、森林火災で住む場所を失った動物のため、世界中で毛布や保護袋を作る動きが始まっていたことから、私たちも作ることができるのではないかということで始めたものです。実際に、「アニマル・レスキュー・クラフト組合」はロイター通信の取材で、コウモリ用の毛布や、コアラ用の手袋、動物向けのベッドなどを作る申し出が殺到していると話していました。私たちがポーチ作りを行なった際にはホストマザーが学校に来て、直接編み方を教えてくれました。

そして、森林火災の現場に実際に行ったということも取り組みのひとつだと思います。

そこで私たちは様々なことを感じ、学びました。

何かに興味や関心を持ったとき、まずは実際に触れて知るということが大切だと思いました。


最後までご覧いただきありがとうございました。 

次回も是非ご覧ください!




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